スポンサーシップ
2020.10.12
皆さんこんにちは。
早いもので、もう10月です。
街並みにも少し紅葉になってきましたね。
私はと言えば、セミナーの仕事はコロナ禍の影響で
残念ながら登板がありませんが
代わりにお陰様で保険の仕事が結構忙しいのです。
それでついつい前回のブログアップから時間がたってしまいました。
私は保険のお客様に、一年に4回ハガキを出してます。
そして今回(10月)のテーマが
「スポンサーシップ」 でした。
今日はそのことについて、書いてみたいと思います。
NLPに出てくる
「スポンサーシップ」という考え方です。
コロナ禍の影響で、人と会う、話す、などが思うように出来ずに
孤独感を感じたり、不安になったりしていませんか?
また子供に対するDV等の発生も多くなっているようです。
ちょっと悲しいですね。
そんな時に大事なのが
「スポンサーシップ」という考え方です。
スポンサーシップというのは
簡単に言うと
” I see You ! “
「私はいつもあなたを見てますよ」
という姿勢です。
何かをしている時、見守られている安心感、
自分に対して興味をもってもらっている時のイキイキした感覚。
だから、前進できる。
とても嬉しいですよね。
スポンサーシップという考え方は
「コーチング」で使われる
コーチとクライアントの関係性の在り方です。
スポンサーという言葉は「提供」を意味します。
スポンサーシップは
「他者が最高のパフォーマンスを行えるような環境を整える」
という意味が含まれます。
具体的には
「他者の特徴となる持ち味を見極め、認める事」
「他者の持つ基本資質や能力を見つけ、守る事」
「個人または集団が、そのユニークな才能や個性を
最大限発揮できるような 環境、支援、リソースを提供する事」
さらには
「クライアントの持つユニークな独自性を、さらに発展させる」
と言う事です。
親が、わが子を育てるのによく似ていますね。
上司が部下を育てるときも同じかもしれません。
何かとコメントしたり、手助けするより、
黙って見守る姿勢というのも必要ですよね。
自分で悩みながら答えを導きだしていくプロセスで、
もうすぐ答えが見つかりそうな時
隣から「答えはこうだよ」って声が聞こえると
少しがっかりします。
「もうちょっとだったのに!」
こんな時は黙っていてほしいですよね。
スポンサーシップはこの様に
人の成長にとても重要なことです。
身近な人が、何かを成し遂げたいとき
その人の価値観を知り、可能性を信じ、
ベストな結果を導き出す伴奏者としての存在。
これこそがコーチであり、
そこに必要なのがスポンサーシップです。
接客等、サービス業でも、とても有効です。
お客様に「 I see you ! 」
の気持ちで接してみてください。
今までと違う変化があるかもしれませんよ。
私も自分自身、
この事をもっと前に知りたかったと思うのです。
自分の子供が小さいうちに知っていればなあ・・・
と思う事が沢山あります。
だから皆様に伝えたいのです。
この機会に是非、一度お考えになって頂ければ幸いです。
「スポンサーシップ」
今回も最後までお読みいただきまして有難うございます。
人財育成研究所 創生社
NLPトレーナー 髙野 匡