3つの価値形成期 (2)モデリング期
2020.01.04
皆様、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
前回のブログを更新してから2週間以上も経ってしまいました。
年末の忙しさに流されてしまい、こんな普通の人ですが
今年も頑張っていきたいと思います。
さて価値形成に関する3つの期間についてのお話でした。
前回の刷り込み期に続くのは
モデリング期です。
(2)モデリング期
モデリング期は8歳から13歳までと言われています。
私たちが人の基本行動を意識・無意識の両面でモデリングする時期です。
人生に関する重要な価値を身に着けるのも
この時期だと言われています。
8歳になると自分以外の人々の存在に目を向け始めます。
家族や友人の行動を意識し、それらを手本にし始める
事になります。
子供が「ヒーロー」をつくるのも、この時期です。
こうして彼らは自分が英雄視する人々の価値観を
身に着けていきます。
私がこの時期に身につけたものをちょっと考えてみると
すごく多くの事が挙げられます。
小学4年の時の事から5年、6年、中1、中2と
毎年沢山の事と出会ったように思います。
小4の時には、冬でも半ズボンをはいていて
先生から「見てる方が寒いから長ズボンを履いてきなさい」
と言われたこと。
そして2学期には学級委員長をして
大好きなAちゃんが副委員長で隣の席だったこと。
学校帰りに、途中まで一緒に話しながら帰ったこと。
でも、恥ずかしくて照れくさくて、
うまく話せなかった思い出があります。
この頃によく聞いていた単語は
「ビートルズ」「ベトナム戦争」などがありました。
小5の時には、親の転勤で岩手県宮古市に転校して行きました。
宮古で覚えたことは色々ありますが
まず最初に覚えたのは海に潜る事。
私は仙台市の小学校にいた時は
プールで25メートル泳げませんでした。
はっきり言って下手でした。
宮古に行ってからは海がそばで、夏は毎日海に行ってました。
それでも相変わらず泳げませんでした。
海は海岸からすぐに深くなるので、
足が届かないと怖くてすぐに戻ってきました。
あるとき友達とある遊びをしました。
空き缶に砂を詰めて、それを適当に投げて
拾うという遊びでした。
水中メガネはしてたので海の中は見えました。
そして沈んだ缶を取りに行くうちに
潜ることを覚えました。
そしたら、足が届かなくても平気になり
結果的にどこまでも泳ぐことが出来るようになりました。
この時の嬉しかった事と言ったら、
忘れる事が出来ません。
小6の時、色んな事にチャレンジしました。
苦手な体育で跳び箱での空中回転が出来るようになりました。
書道、スキーなどもやりました。
テレビ番組の「笑点」が大好きで、
学校で落語のまねごとをしてました。
この年は世界でも大きなニュースが多かった。
中でもアポロ11号の人類初月面着陸に成功したことは
私たちにチャレンジ精神と
大きな勇気を与えてくれたように思う。
中1では柔道部に入って、心身ともに鍛えられました。
一方で小学校から習っていたエレクトーンは
この年で終わりました。
中2では柔道部で公式試合に初めて出され
身体がいつもの様に動かずに負けてしまい
大泣きしたことが思い出されます。
その柔道部の先輩の推薦で柔道部の部長と
生徒会長もすることになりました。
こうして自分のこの時期を思い出すと
チャレンジの連続だったように思います。
感情が伴っていた記憶だけは、よく覚えています。
と言うか、何でも楽しかったように思います。
自分と他の人との関係性、初恋、など
多感な時代の始まりを感じます。
本当に色んな事を吸収しました。
私にとってのヒーローは?
いつも周りにいて、
自分にできない事をするりとやってのける友人、
彼らがヒーローだったように思います。
皆様にとっては、どんなことがあった時期ですか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は「社会化期」について
お話をしたいと思います。
NLPトレーナー 髙野 匡